やってるゲームとかの雑記
先の参院選の前後、Twitter上であるやり取りが話題になった。
そのやり取りというのは、

「あるTwitterユーザーが政治的主張に関して発言した所、それが気に入らない複数の
 アニメアイコンのオタクから脅迫された」
という内容である。
(偶然にもその「アニメアイコン」の1つが私の知っているアカウントであった)

実際の所、その「証拠SS」に写っていたのは複数ジャンルに跨った2,3個のbotアカウントだった。
この時点でお察しの事とは思うが、このユーザーは自分のアカウント名を普段使うものから
「(普段の名前)死ね」といったものに変更した上でbotにリプライを送り、
botからの返信で記載されている自分の名前を証拠SSとして「脅迫された」という狂言を
仕込むのに利用していたわけである。

botの仕組みを知る人からすればこれは「取るに足らない狂言未遂」で終わる話だが、
上述したように私の知るアカウントが1つ含まれていた事から、そのbotのリプライ欄を
何の気なしに除いてとんでもないものを見てしまったのである。

ご存知のように、一部のbotにはフォロー中のユーザーに対して、
特定の単語をツイートした時に「botの側から」リプライを飛ばすという機能を持ったものがある。
通常はこの機能は例えば挨拶ツイートに対して挨拶を返させるとか、
特定の関連ワードに対して反応を示させるといった用途に使わせる。

ex)
利用者:おはよう
bot:おはよう、@利用者 今日もいい天気だね

しかし、その仕様が以下にあるような嫌がらせを目的とするユーザーに悪用され、
「嫌がらせのために」使われてしまっているbotが少なからず見受けられた。

手口としては以下の通りである。

1:まず自分のアカウント名を(おそらく大半は捨て垢)
 「適当な文字列@(嫌がらせを行いたいユーザーID)死ね」
 といった形式に変更する。
2:自動返信機能を持ったbotをそのアカウントで手当たり次第にフォロー
3:botが反応するワードを手当たり次第に並べたツイートを連呼する
 (このためにbotから送信している例も見受けられた)

こうすると何が起こるのか?
お察しの通り、嫌がらせをするために用意されたアカウントにリプライが行くと同時に
@以下に記載されたIDに対してもリプライが飛び、不特定多数のbotアカウントから
被害者に「死ね」「殺す」などといった攻撃的なリプライが飛んでくる事になるのである。
1つや2つのアカウントであればブロックして終了になるが、加害者はいくつでも
攻撃的なツイートの発信元を確保することができる。
理由は言うまでもなくこうした機能を持つ、管理放棄されたbotアカウントは
星の数ほど現存しているからである。
こうした嫌がらせ行為に利用されているbotアカウントはアニメ・ゲームキャラクターの
botアカウントが中心だが、そのジャンルは非常に幅広く見受けられた。

こうした悪用に対してこちらができる事は何か?という話である。
一つ一つ手動でそうした嫌がらせ目的のアカウントをブロックしていく手もあるが、
常時botのリプライ欄を把握しておくのは難しい話だ。
もしかつて遊んでいたが今はもう飽きたbotがあるのなら、
アカウントを削除してしまうかbotとしての機能を一部停止するのが最善だろう。
もしくは、できるのであれば返信を行う際にユーザー名を呼ばないようにする、
@以下IDとしてみなされる文字列を弾く等の処理を行うか。
自分以外が管理しているアカウントがそうした用途に使われているのを見た場合は
管理者にそれを伝えて対処してもらう、というのも重要である。
管理者も既にtwitter上からアカウントを削除しており、botだけが生き続けている場合は
最悪スパム報告などを通してアカウントを停止してもらう他ない。

皆が愛したキャラクターのbotがこうして悪用されるというのも胸糞の悪い話なら、
管理放棄されていてかつ管理者も不明の場合は息の根まで止めないといけなくなるというのは
中々に嫌なものである。
できる事なら、自分が管理しているbotアカウントは不必要になったり、
管理しきれなくなったら一部または全部の機能を停止するようにしたいものだ。
もしこれを読んだ人で、身に覚えがあるのなら今一度確認してみてほしい。
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