やってるゲームとかの雑記
普段は全くこうした事案について書こうと思うこともなかったのですが、
個人的にあまりにひどすぎると思ったのでそれらに関してのぼやき。


先日から話題になっている、某党の女性議員が党の戦略で「セクハラトラップ」作戦を決行し、
これを利用して議場へ入れないように妨害した、というもの。
誰が指示したのは不明ですが、およそ史上最悪の悪手を打ったと言っても過言ではないように思います。

「セクハラ」というのは一般的には男性から女性に対して行われるものであるという
古い認識から、女性から男性、男性から男性、女性から女性へも行われる事もあるという
認知が広がりつつある今日このごろにおいて
はっきりと声に出して「私に触るとセクハラになります」という「『セクハラ』を盾に取った業務妨害」という
セクハラを戦略として党が女性議員に指示し、一部の女性議員がそれを実行してしまったというのが問題で。
民間の会社や省庁でもセクハラ対策や啓蒙活動が進む一方で、そのトップであるはずの国会議員が
堂々とセクハラをしてみせる(させてみせる)という時点でこうした観点から見て全く褒められることではありません。
レイヤーとしてはおじさん議員が女性議員に卑猥なやじを飛ばして答弁させない等の行為と同じレベルなのですが、
男性が女性にセクハラを指示し、男性の動きを止めることは容認されると思ってやったのか?全く疑問がつきません。
男女が同権を持てること(仕事のうえでの性差別やセクハラを受けないこと)を政府一丸となって
推し進めているはずのご時世に、こうした全く後先考えない「女性と『セクハラ』という概念を悪用した」戦略を打ったことは
卑劣極まりない戦略ですし、加えて、もうひとつの問題が浮上してきます。

というのは、「女性の政治・社会参加」を掲げて国会議員として当選した某党の女性議員たちは
自分たちが気に入らない決議が行われそうになった時にはこのセクハラトラップ要員として使われ、
更に有りもしない「セクハラ」を大声で訴えて武器にする可能性があるという最高に素晴らしい前例を作ったことです。
こうした手を本当に打ったという前例がある以上、将来にわたってまた某党では
素晴らしいスローガンを掲げて立候補し、投票によって当選した女性議員たちも同じように
セクハラトラップを打つために動員されるという可能性を捨てきることができません。

この行為は「戦う女性」「体を張って食い止める女性」を演出するための戦術だったのでしょうが、根底に
「女性議員を女の形をした肉の盾にすればいい」というとんでもない女性蔑視的な発想があると同時に、
女性議員たちまでもが率先してそれに協力してしまう可能性があるという最悪のビジョンがただ後に残ったわけです。
こうなってはもはや女性議員が「女性の社会参加・政治参加」をいくら声高に訴えたところで、
その議員がきちんと男女同権を目指す、女性の味方であるという立場は怪しくなってきます。

将来にわたって登場するであろう女性議員の肩身を狭くし、
そもそも女性議員が国政の場にいける門戸を狭めてみせ、蔑視的な発想や戦略、
「セクハラ」を利用した脅迫まがいのセクハラ行為を大いに推奨してみせるという行為は
今まで男女同権を目指して推し進めてきた人や、女性の政治参加や地位の向上のために働きかけてきた人々の努力を
全て踏みにじって台無しにしたばかりか、10歩も20歩も後退させたように思います。
国会議員という立場であり、更に女性の声を国会に届けるという活動を推し進めてきた議員先生方が
こうした行動を行い、自ら取り組みが無駄であったことを存分に示してくださったのは本当に残念でなりません。
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