やってるゲームとかの雑記
機会があってまとめて見たのでちょっと感想。

『銀河旋風ブライガー』
タイトルは「無頼」から?宇宙を舞台に始末屋稼業を営む「J9」の活躍を描いたスペース時代劇アニメ。
ノリとしては「必殺」シリーズとかそこら辺に近い。西暦2111、宇宙へ進出した人類。様々な文明が繁栄している裏では
コネクションと呼ばれる悪の集団が跋扈しており、それによって力なき人々は度々理不尽な脅威に晒されていた。
J9は弱き人々の依頼を受け、仇討ちを代行する宇宙の始末屋である。

-"ブラスター・キッド" 木戸丈太郎
元軍人。軍でも屈指のブラスター(銃)の使い手であり、一目置かれていたが腐敗した軍に見切りをつけ、脱走。
その後、アステロイドにおいてJ9に加わる。80年台のヒーロー特有の天パがイカすナイスガイ。
(放送当時の)若者らしく、軽口を叩くことも多いが銃の腕前は抜群である。

-"エンジェル・お町" マチコ・ヴァレンシア
フリーの情報屋として活動する美女。ナイフ投げと爆薬の扱いに長けており、"ボンバーギャル"の通名も持つ。
お色気要因と見せかけて、捕まった際にはちゃっかりと基地内の要所要所に爆弾を仕掛けているなど抜け目がなく有能。
ギャンブルが異様に強く、キッドとボウィーは大体負けている。

-"飛ばし屋・ボウィー"スティーブン・ボウィー
カーレーサー。太陽系レースのチャンピオンであり、J9稼業の傍ら表稼業としてレーサーも続けている。
その経歴通りマシン操縦の腕前は抜群で、ブライサンダーの操縦もボウィーが担当している。
レーサーだけあってマシンを大事にしており、ブライサンダーのことを「子猫ちゃん」と呼ぶ。

-"カミソリ・アイザック"アイザック・ゴドノフ
J9の創設者であり、ブレーン役でもある。頭脳明晰で非常に鋭い分析力を持っており、J9が依頼を受けるかどうかは
彼の判断に左右されるのが基本。頭脳だけでなく戦闘においても電撃鞭と銃を自在に操る。
一見冷徹な性格に見えるが人情に厚く、場合によっては依頼人の提示した依頼金を辞退することもある。

-パンチョ・ポンチョ
J9の交渉窓口。本業は闇商人であり、アステロイドにおいて商売をしているがJ9への依頼を取り次ぐ場合
どこからともなく依頼人のもとに現れてJ9による仇討ちを斡旋する。
J9の純粋な協力者というわけではなく、度々依頼金をふっかけて着服しようとしてはその度アイザックに見ぬかれている畜生。


上で書いた通り主な話の流れとしては「仇討ち」であり、J9が受けた依頼をいかにしてこなすかが描かれる。
J9チームの軽妙な会話と時代劇風の渋いナレーションは他には見られない独特の世界観を構成しており、
ロボットアニメであるという前提で見なければかなり面白く見ることが出来る。
ブライガーの話になると「作画が・・・」という話が聞かれることが多いが、見ていた限りではそれほど作画に関して
荒れているように思うところはなかったように思う。
ロボットの扱いも独特で、ブライガーのみがワンオフというわけではなく各コネクションにおいてもそれぞれ戦闘ロボットが
配備されつつあるなど「新鋭兵器」程度である。
物語の佳境では戦う相手が各種コネクションから地球にあるという組織「ヌビアコネクション」へと移り変わっていき、
その首魁であるカーメン・カーメンによる木星爆破計画(木星を爆破し、新たな惑星を作り出す)によって
地球が致命的な放射線に晒され住民が死滅するのを防ぐために奮戦することとなる。
なんとか地球の住民たちを救ったJ9たちは外宇宙へと悪を追って旅立って行き、地球圏で生じた混乱は
ゴーショ家とアーウィン家が主導して沈静化していくこととなる。

『銀河烈風バクシンガー』
舞台は前作から600年後。太陽系はカーメン・カーメンによる木星爆破(新惑星創造)により幕末のような様相を呈し・・・
というか、幕末と新選組をモチーフにしている。登場する組織は悪の組織ではなく実在した勢力をイメージしており、
主人公である新選組は「烈風隊」という愚連隊からドメスティック・バクーフの警備隊へ昇格した集団である。
キャラクターはそれぞれ初代J9のイメージを踏襲しており、声優も引き継ぎになっている。

-"ビリー・ザ・ショット"真幌羽士郎
キッド枠。誰に対しても丁寧に接するたわしの鑑。烈風隊において掟を破った者を処刑する役を丸投げされるなど
していたが、偽装死させるなどして足抜けを手助けしようとするなど非常に心優しい男。
ストレスが祟ってか、中盤以降病に侵され完全に視力を失う。その後は聴覚とハイパーセンサーを駆使して戦う。

-"諸刃のシュテッケン"シュテッケン・ラドクリフ
アイザック枠。しかしアイザックとは異なりかなりの畜生であり、バクシンバードとバクシンガーの代金を踏み倒した挙句
3J本人も散々にこき使う。愚連隊だった烈風隊を規律ある部隊に叩きなおした立役者でもあり、掟を破ったものは
即死罪とするなど苛烈なやり口からカミソリと呼ばれていたアイザックに対して"諸刃"と呼ばれている。

-"ドン・コンドール"ディーゴ・近藤
畜生のシュテッケンを中和する人格者局長。高いリーダーシップと人情味に溢れており、烈風隊をまとめる飴と鞭の飴の方。
シュテッケンとは烈風隊結成当時からの盟友であり、J9をリスペクトする隊になったのも彼らの影響のようである。
アステロイドベルトを戦場にしないため、撤退の時間を稼ぐべく一人量産型バクシンガーに登場、仁王立ちして
新太陽系連合の大群を食い止めて絶命した男の中の男。

-"不死蝶のライラ"ライラ・峰里
お町枠。セクシーな美女のはずがお町ほど印象が無かったりライラメイン回になると作画が怪しくなるなど不遇。

-"かっ飛びの佐馬"佐馬之介・ドーディ
ボウィー枠らしいがみんなバイクに乗るので中盤以降フェードアウト気味だと思ったら昼寝して死んでた。
ちゃっかりキャシーとの間に子供を仕込んでおり、ノンケだったことぐらいしか印象に残らない。

-"3J"ジャャン・ジャック・ジャーニー
ポンチョ枠。しかしポンチョとは逆に烈風隊の無茶苦茶な理屈による代金踏み倒しを筆頭に
その後も烈風隊に協力してあれやこれやと諜報・交渉などと烈風隊の支援者となった人間の鑑。

前作から600年後、幕末をイメージした世界観。それぞれの勢力が理想のために動いており、
烈風隊と敵対する新太陽系連合軍史実における新政府軍である。その主なる指揮官であるイーゴ・モッコスは
西郷どんポジションであり、民間人に被害を出さないように不要な戦いは避ける、
食料コロニーを破壊して民間人を危険にさらすことに心を痛める姿が描かれるなどそれぞれの内情も描かれる。
終盤には前作で木星爆破の主犯であったカーメンを崇拝する教徒たちであるヌビア教徒残党と
その指導者カーメン18世が登場するが、こちらでは悪党というわけではなく烈風隊の要請に呼応して
彼らの背後を守るように協力するなどの描写も見られた。
こちらではロボットは完全に量産されており、特に「ニオーム」などのロボットに至ってはどこの戦場でも
度々その姿が見られる様が描写される、バクシンガー自体も量産計画が持ち上がり作中で二機目が登場する、
量産型の納期が間に合わなかった為に烈風隊は壮絶な最後を遂げる・・・等独特の扱い。
新選組をテーマにしているだけあって、ラストには五稜郭でメインキャラクターの大半が討ち死にするが
その最終戦が4分程度の超巻きまくり・・・と、諸行無常を感じずには居られない作りである。
最後に「烈」の精神を派手に打ち上げた烈風隊の存在は敵対者であったイーゴ・モッコスや数少ない
烈風隊の生き残り達によって語られていくことになる、という大河・群像劇としての面白さが印象深い。
また、前作で実態が不明だった「外宇宙」が史実における諸外国に当たる地域であることが明かされるなど
前作との連動もしっかりしており、激変の時代を熱く生きて散った男たちのドラマは再び文明が花開いた
サスライガーの世界観への礎となっている。
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