やってるゲームとかの雑記
全文ネタバレです。

Bioshock(初代)のストーリーでジャックが多くのリトルシスターたちを救済(または搾取)し、
海底都市ラプチャーから地上へと戻った。しかし、ラプチャーには膨大な数のリトルシスターが存在しており、
当然それを守る役目を持つビッグダディたちも多数残っていた。

そのビッグダディの一人、アルファタイプの「実験体デルタ」はエレノアという娘を守っていた。
しかし、彼と擬似夫婦としてエレノアを育てていたソフィア・ラムの手によって催眠術をかけられ、
拳銃で自殺するように仕向けられる。結果、頭を撃ちぬいた実験体デルタは死亡。
しかしその10年後、突如として実験体デルタは意識を取り戻し、テネンバウムの声に従って活動を再開。
(テネンバウムは前作にも登場したキャラクターで、ラプチャーに残りリトルシスターたちを救済していた)

エレノアを救出するためにラプチャーを進むデルタはかつてエレノアの教育係だった女性、グレイスに出会う。
グレイスはデルタが用済みになった自分を殺すだろうという覚悟を決めていたが、
実際にはこの選択はプレイヤーに任される(グレイスを殺さないで先に進む事もできる)

更にラプチャーを進んでいくデルタは途中の駅でスタンリーという男に行く手を阻まれる。
スタンリーはわけあってリトルシスターを何らかの手段で始末してくれと頼み、デルタは救済か搾取かで
リトルシスターたちを始末することになる。しかしこのスタンリーという男、その魂胆は
自分が過去に破産し、破滅を避けるためにリトルシスターやエレノアを狙った事が彼女たちのもつ
ADAMを経由して誰かに露呈することを恐れており、証拠を隠滅するためにラプチャーのバルブを破壊して
浸水させた張本人でもある。チケットブースの中に隠れているが、デルタがリトルシスターの始末を終えて
戻ってくるとソフィア・ラムによってドアが開けられ、始末するようにけしかけられる。
(実際にはこの選択は同じくプレイヤーに任されている)

ラプチャーの最奥部まで進んだデルタの前に現れたのはフォウンテン未来技術者の中を飛び回り、
がなりたてる謎の男「偉大なるアレックス」。この男は研究者ギルバートの成れの果てであり、
その生存本能だけが暴走したカプセルの中に浮かぶ巨大な胎児である。
ギルバートの録音音声はいつか未来技術者へ戻ってくるであろうデルタに向けた音声で
自分をおびき出して殺してくれるように言い残し、最後の録音を終える。
巨大な胎児と化したギルバートを殺すかどうかはプレイヤーの判断にまたも任される。

ラプチャーの心臓部に到達したデルタはとうとうエレノアを発見する。しかし、その目の前で
ソフィア・ラムはエレノアを窒息させて殺害。リンクしていたデルタも意識を失い、シャットダウンを待つだけの状態になってしまう。
というのは、デルタは既に生きた人間ではなく、エレノアがデルタの死体をヴィータ・チャンバー(復活システム)で
蘇らせて、ADAMの力によってその記憶と意思を流し込んで動かしていたためエレノアが死ねば共に死んでしまうからである。
拘束されたデルタと死を目前にしたエレノアに協力したのは他のリトルシスター。
各地に残っていたビッグシスターのアーマーを拾い集めたリトルシスターはエレノアにビッグシスターのアーマーを
身につけさせ、エレノアの命をつなぐことに成功する。ビッグシスターとなったエレノアはデルタを救出し、
デルタとエレノアは残りのリトルシスターたちの力を借りてラプチャーから緊急脱出艇を使って脱出を目指すことに。

デルタの協力者であったシンクレアも緊急脱出艇へ向かう手はずであったが、ソフィア・ラムに捕まり
アルファタイプのビッグダディに改造されてしまう。鍵を持たされたシンクレアは最後に残った意識で
デルタに自分を殺して脱出するように頼み、デルタはシンクレアから奪い取った鍵で最後のリトルシスターたちを救出。
押し寄せるスプライサーやアルファタイプを迎撃しつつ、緊急脱出艇へと急ぐ。
通路にしかけられた爆弾の爆発に巻き込まれるエレノアとデルタ。エレノアがとっさの判断で二人をテレポートさせ、
緊急脱出艇になんとか乗り込む/捕まった二人は一気に海面へと浮上。その最中、緊急脱出艇が浸水し
ソフィア・ラムはもがき苦しむが、エレノアはデルタが人々に対してそうしてきたように、彼女にボンベを装着させて命を救い
再びやり直すチャンスを与える。

水上に浮上した脱出艇。しかし、ラプチャーを離れたデルタは既に死の間際にあった。
エレノアは父として自分を導いてくれたデルタへ感謝を述べ、デルタの持つADAMを吸収することで
その記憶と意識を吸収し、デルタによって救出されたリトルシスター、そして父であるデルタと共に生きていく事を誓う。



とりあえずひと通りプレイしてみての感想としては前作での脅威であったビッグダディの視点を体験できる、
更にビッグダディとしてリトルシスターがADAMを集める作業の間彼女たちを守るというゲームの流れを踏んで
前作で非常に印象的だった存在、ビッグダディとリトルシスターを掘り下げるような構成となっている点。
また、ビッグダディだけでなくリトルシスターの視点で進むパートもあり、そちらでは荒廃したラプチャーの中は
美しい装飾や内装がなされた風に写っており、彼女たちがADAMを吸収できる死体を「天使」と呼んでいたのは
本当に彼女たちの目には死体の側の床には羽が書かれ、安らかに眠る天使のように見えていたから…等、
前作から引き続き描かれるラプチャーという都市を違う角度から見られるのは面白い点だと思います。

ストーリー的にはビッグダディである主人公が死ぬ所から始まるあたり、最初からプレイヤーに
「死んだ男が死ぬ前に果たせなかった目的を果たして死ぬ」物語であることを予感させています。
そして蓋を開けてみるとまさに実際その通りで、プレイヤーであるデルタは「父」として、「娘」エレノアを助け、
グッドエンドでは自分を殺し、エレノアまでも殺そうとした「母」であるラムを海上の世界へと送り出します。
奇妙な擬似家族は父の行動、そして罪を犯した人間にもチャンスを与えたとにより救済され、
父も母も、そして娘とその姉妹たちも海底のラプチャーという牢獄を抜けだして地上へと帰っていきます。
きれいなお話ですね~。ラプチャーの物語はこれでおしまい?なんでしょうね。
ボリュームとしてはプレイ開始から10時間ぐらいでとりあえずクリアできるぐらいでお手軽なんで、
前作と合わせてサクッとプレイするのに良いかもしれません(積んでたんですけどね)。
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