やってるゲームとかの雑記
(あらすじ)
トワイライトスパークルとスパイクが図書館の掃除をしている最中に訪ねてくるプリンセス・ルナ。
相変わらず声がデカい!ルナはトワイライトにある頼みがあって図書館を訪れたのでした。
その頼みというのは、「ユーモアを身につけてポニーたちに怖がられないようになりたい」というもの。
1000年前にはプリンセス姉妹は全てのポニーたちに崇められていたものの、
ルナがナイトメアムーンとなり月に封印されている間に時代は移り変わり、
プリンセス・セレスティアはポニーたちから親まれる存在になるためにChuckle-lotという催しで
自らお笑いを披露したり曲芸を披露したりするようになったのでした。
戻ってきたプリンセスルナはその姿を見て、自分もナイトメアムーンとして怖がられる存在ではなく
姉のように親しみやすく面白いプリンセスになるためにトワイライトに相談をしに来たようです。
しかし、トワイライトスパークルに聴いてみても思わずルナも眠ってしまうような定義の話が出てくるばかり。
そこで「ユーモア」の専門家であるポニーの元を訪れます。

ユーモアの専門家として白羽の矢が立ったのはご存知ピンキーパイ。
ピンキーパイは例によって大げさにナイトメアムーンを怖がりますが、ルナが面白さを身につけるために
やってきたことを告げると二つ返事で協力することに。
ピ「私今までた~くさんのポニーに面白さを教えてきたの!面白さを学ぶ準備はいい?」
ル「ええ、必要なことなの」
ピ「聞こえな~い!」
ル「だから今YESって・・・」
ピ「(私を信じて大きい声でイエスって言えばいいの!そしたら楽しいから!)」
ル「YES!」
・・・というわけで、コーチ:ピンキーパイによるルナが面白さを身につけるためのレッスンが始まったのでした。

ピンキーパイがルナを連れてきたのはFunny Farmという看板がかかった練習場。
そこに居たのは石ころさん、カブさん、小麦粉さん、綿埃さん・・・という例のメンツでした。
早速ビー玉を使ったいたずらやブーブークッションを使ったいたずら、
水の入ったグラスを机にのりでくっつけておく、パイを発射する装置を使ったいたずらをレクチャーするピンキー。
ル「これは何が面白いのだ?誰かを苦しめて笑えば面白くなれるのか?」
ピ「苦しめるんじゃなクて、友達にいたずらすれば笑ってもらえるの。
  でもみんながいたずらされたいわけじゃないから、止め時は大事」
その瞬間、ピンキーパイが設置していたパイがルナの顔に炸裂。
更に床で落ちていたビー玉で脚を滑らせ、ブーブークッションのうちに尻もちをついて更に水をひっくり返して
ルナは見事にピンキーパイの仕掛けたイタズラ全てにひっかかります。
ピ「びっくり!全部のいたずらにかかっちゃった!」
ル「エクエストリアで最も恐れられたポニーの私をバカにしているのか!?」
大笑いするピンキーパイ、バカにされていると思い起こるルナ。
ピ「私達が笑ってるのはいたずらが成功したから!あなたを笑ってるわけじゃないの」
イタズラの基礎を学んだルナは、ピンキーパイとともにお城でイタズラを実践練習することに。

お城を訪れたお固いポニーたちにブザー※を使ったイタズラを仕掛けたり、
ロイヤルガードをバケツやきぐるみで驚かせるピンキー&ルナ。二人のイタズラ練習は夜まで続きます。
日が暮れた後、何かを考えているルナ。彼女が考えていたのはChuckle-lotで何を披露したら良いかということでした。
ル「ダメだ、何も思いつかない!」
ピ「さっきやったイタズラコンボをやればいいんじゃないの?」
ル「おねえさまに?」
ピ「お姉さまじゃなくて、自分で引っかかるの!」
ル「でもそんなことをしたら尊敬を失ってしまうのではないか?」
ピ「自分が笑えばきっとみんなも笑ってくれるよ!」
ル「私はエクエストリアのプリンセスという重い立場に居るのだ、尊敬を失うような事をするわけにはいかんのだ!」
イタズラに引っかかるのは楽しいものの、プリンセスとしての尊敬を失ってしまうことを恐れるルナ。

ル「今のはイタズラが好きではないという意味ではなくて・・・」
ピ「みんなを幸せにするのも大切なことじゃないの?
  面白くなりたいわけじゃなくて、セレスティアをやっつけたいように見えるけど・・・」
ル「私を非難するのか!?・・・いや、すまない」
ピ「そういう心配をするのをやめないとだれも面白くなる事を教えることはできないよ!」
ケンカ別れをしてしまうルナとピンキーパイ。

数時間後、Chuckle-lotの会場には多くのポニーたちが集まっています。
その中にはトワイライトの姿も。
ト「見て!テーブルの上にルナからのプレゼントが置いてあるわ!」
トワイライトが指した先には、ピンキーパイに宛てたルナからのプレゼントの箱が。

ステージの上に上がり、Chuckle-lot開会の挨拶とルナの不参加を詫びるセレスティア。
その挨拶を途中で遮ってルナがステージに上がってきます。
ル「私達は王族です!エクエストリアのプリンセスです!平凡なポニーとは桁違いの力を持っているのです!
  私達は重要な存在です!バカなことをやって皆に笑われるわけにはいかないのです!」

ル「・・・それから、最も重要な存在であるお姉さまが自分のあるべき姿を思い出してくれるようにプレゼントが」
セレスティアにプレゼントの箱を渡すルナ。
戸惑いながらもセレスティアが箱に触れたその瞬間、中から飛び出してきたのは
ルナが昼間にピンキーパイから教えられたのと同じ、パイ。
完全な不意打ちを食らって見事にクリームまみれになるセレスティア。
そしてピンキーパイがルナからもらったプレゼントからもパイが飛び出してきて見事に引っかかります。
更にピンキーパイへのプレゼントにもう一つ入っていたパイを食らってクリームまみれになるトワイ。
ルナは床に落ちたクリームを踏んで滑り、転んで自分もクリームまみれになってしまいます。
爆笑する一同。

「親愛なるお姉さまへ。今日私はとても大切な事を学びました。
 笑うのはとても大切なことです。それよりも大切なのは、自分を笑い飛ばすこと。
 誰しも笑うことは必要で、そのためにはジョークやイタズラがとても大切です。
 真の友情というのは、笑われるのではなくて笑いを共有出来るものです。 ルナ」



1000年間不在の間にキャラチェンジしたセレちゃんの行動に焦りを感じて自分も面白くなろうとするルナのお話。
というか、セレ様そんなことしてたの!?という感じですね。一輪車に乗ってジャグリングしてみせたり、
木槌でスイカを砕いて爆笑をとってたり・・・。


新しいビットマップ イメージ
IDW Publishing 『My Little Pony: Friends Forever issue #7
スイカを木槌で砕く芸で笑いを取るプリンセス・セレスティア

このスイカを木槌で粉砕するというのはGallagherというコメディアンの持ちネタで、次々と
スイカやパイナップル、カボチャなどを取り出しては木槌で粉々に粉砕してしまうという一連のネタのパロディですね。
(しかし真っ白なセレちゃんがやったらものすごい汚れそう。)



不在の間に姉がそんなことをしてドッカンドッカン笑いをとっているのを見て、姉のようになろうと思ったルナは
トワイライトを訪ねた後、結局ピンキーパイの元で笑いについて学ぶことになります。
そしてピンキーパイがルナに笑いを教えるために連れてきた場所には例のシーンで登場した
カブさん、石さん、綿埃さん、小麦粉さん。まさかの再登場。
ピンキーパイは本編でも表情作りのトレーニングをしたり口の体操をしたりと余念がなかったので
普段からこういうところでロールプレイをしていたのかもしれませんね。
ピンカミーナ化したから極端な行動に走ったわけではなく、仕方なくロールプレイ用の人形たちと
「本番」のパーティーをやってた・・・みたいな。

ピンキーパイのセリフも良い事言ってますね。ディスコード編でも描かれてましたが、
ピンキーパイが好きなのはあくまで笑わせることで笑われる事が好きなわけではない、という事と
イタズラは引っかかった人を笑うためにあるものではない、やめどきが肝心・・・など。
こういうところを見るとピンキーパイは頭の回転が早いというか、コミュニケーション能力の高さという意味で
非常に頭の良いキャラクターとして描かれているように思います。
まあたまにライターによっては全然そんなことなくなったりするんですけども

エクエストリアでのイタズラの定番であるハンドブザー(この場合Hoof Buzzerかな?)は本編の
レインボーダッシュとピンキーパイのイタズラでも登場(ギルダが引っかかって怒ってましたね)。
握手する時に手に握っておいて、相手が気付かずに手を握ってしまうとビリビリッと電気が流れるものや
安全面に考慮して音と振動で電気が流れたように思わせて驚かせるイタズラグッズです。
日本で言うと昭和の少年たちのイタズラグッズであった「ペペショック」とか。
(まあ、残念ながら日本は握手の文化圏ではないので定番とはいかなかったようですけども)

「姉のようにならなくてはいけない」という思いとエクエストリアのプリンセスとしての立場の間で
揺れ動くルナは最終的に「笑わせることと笑われる事は違う」ということを学び、お約束の
セレスティアへの手紙という形で物語が締めくくられています。

本編に合ったガビーガムズの話で登場した「ユーモア」の扱いといい、
MLPの関連作品は「ユーモア」という概念についてもよく考えて作られているように思います。
笑わせるのと笑われるのは違うし、イタズラが面白くても人を笑ってはいけないとか、
イタズラは止め時が肝心、ユーモアといえば何をしても良いわけでない・・・など、
良い歳こいた大人も気をつけないといけませんね。
濃厚なセレルナ回であり、ピンキーパイの深い思慮も感じ取れる一冊です。



あともうひとつ。ルナに笑いについて教えるピンキーパイがかけていたこのサングラス。


新しいビットマップ イメージ
IDW Publishing 『My Little Pony: Friends Forever issue #7
サングラスをかけて鬼コーチを演じるピンキーパイ

ブリッジ(ふたつのレンズをつなぐ中央部分)の上にリムから延長されるような格好でもう一本ブリッジが走り、
頑丈な構造になっているのがわかります。

恐らくこれはアビエイターなんかをイメージしたサングラスでしょうね。
レイバンの最古参商品であり、アメリカ空軍の制式採用モデルとして開発されたことから軍人や
それに類する職業などのタフな男のかけるサングラスというイメージが強く残っています。
(日本で言うと西部警察で大門五郎を演じた渡哲也みたいな)
つまり、ピンキーパイはここでは軍隊の鬼コーチみたいなキャラを演じているわけです。
日本人に馴染みやすい例を出すと藤岡弘、隊長みたいなノリ。
そして「もっと大きな声で!聞こえないぞ!」とか言いながら小声で教えてくれる優しいピンキー。
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