やってるゲームとかの雑記
(あらすじ)
はるか遠くにあるという王国ダイヤモンディア(DIAMONDIA)から王女直々に
式典で曲芸飛行を披露するというオファーが届き、意気揚々と友達に見送られて出発するレインボーダッシュ。
レインボーダッシュが地図の通りに飛んで見つけた王国はなんとダイヤモンドドッグスの王国でした。

以前ラリティをひどい目に合わせたダイヤモンドドッグスの王国であることを知ったレインボーダッシュは
さっさと帰ろうとしますが、それを引き止めるダイヤモンドドッグスの大臣ジム。
彼が言うには以前ラリティを襲ったダイヤモンドドッグスはダイヤモンドドッグの中でも
追放されたならず者たちで、多くの市民は自力でダイヤモンドを掘って暮らす善良な人々であると言います。
一応はそれに説得される形で街の中でも一番立派な建物で王女に謁見しますが、
なんとダイヤモンディアの王女として玉座に座っていたのはトリクシーでした。

大臣を下がらせレインボーダッシュとふたりでバルコニーで話すトリクシー。
トリクシーは旅の途中、運悪くトランクの中身をぬかるみにぶちまけてしまい
衣装や宝石、小道具を必死に拾い集めている最中にダイヤモンドドッグスに見つかり、
Diviner(ここでは水脈や鉱脈を見つける人)と勘違いして崇め始めたのでした。
トリクシーも最初は調子に乗って王女としての生活を堪能していたものの、
お城の中に閉じ込められる生活や間抜けなダイヤモンドドッグスにうんざりしていたのでした。
そしてこの王国から脱出するために空を飛ぶ事にかけては並ぶ者の居ないレインボーダッシュに
書状を出させ、接触することでこの王国からの脱出を図っていた・・・というのがこのエピソードの冒頭につながります。

ブツブツ言いながらもトリクシーを抱えて飛び、王国から脱出しようとするレインボーダッシュですが
ある地点まで行くとトリクシーの体だけは見えない壁に阻まれたかのように先に進めません。
どうやらトリクシーがつけている王冠は呪いのアイテムで、つけている限り王国の外に出られないばかりか
自分の力で外すこともできないという代物のようです。
レ「できることは全部やったと思うけど、解決方法は何も思い付かないや。ボクより賢いんでしょ?自分でどうにかすれば?」
ト「待って!置いてかないで!」
レ「自分でどうにかすればと思ったけど、ほうっておくわけにもいかないな」
レインボーダッシュはどうにかしてトリクシーをこの王国から脱出させるべく、様々な計画を立て始めます。

式典の準備中のダイヤモンドドッグスたちを監督しつつ様々な情報を聞き出すレインボーダッシュ。
ダイヤモンドドッグスたちはペラペラとトリクシーにつけた王冠の秘密を話し始めます。
トリクシーがつけている王冠は、過去多くの王や王女、そして王子に逃げられてしまった
ダイヤモンドドッグスが王国から逃げられないようにするために作り上げた呪いのアイテムで、
ダイヤモンドドッグスが必要だと思う限り付けたポニーを王国から逃さないという代物のようです。
それを聴いて脱出の方法を思い出したレインボーダッシュはトリクシーにその計画を話し、
レインボーダッシュとトリクシーは大脱出トリック決行の時を待つことに。

いよいよ式典が始まり、ダイヤモンドドッグスの前で見事な曲芸飛行を披露するレインボーダッシュと
それをこの日のために建築された席から見守るトリクシー。
レインボーダッシュが見事な飛行を披露すると、ダイヤモンドドッグスたちの目は釘付けに。
ダイヤモンドドッグスの目が離れている隙に、トリクシーは魔法を使って宝物庫から
ありったけの宝石を引っ張り出してきます。

ト「史上最高のパフォーマンスに王女は褒美を授けますわ!それは国宝の宝石全て!」

ダイヤモンドドッグスたちが長年集めてきた宝石を全てレインボーダッシュにあげてしまうと言い出すトリクシーに
さすがのダイヤモンドドッグスたちも焦り始めます。それと同時にトリクシーの頭の上に
ピッタリと乗っかっていた王冠もずれ始めました。

ト「これからはダイヤモンドを取るのをやめてマッシュルームを取って、引退したトリュフ豚に寄付しましょう!
  それから犬もやめて小さくて可愛らしい猫になりましょう!」

トリクシーを王女として崇めていたダイヤモンドドッグスも流石に怒り出し、
ダイヤモンドドッグスたちの怒りを買えば買うほどにトリクシーの王冠は大きくずれていきます。

ト「最後にあなた達に最も偉大な魔術を見せて差し上げますわ!」

トリクシーが呪文を唱えると同時にレインボーダッシュはソニックレインブームを発生させ、
一瞬にしてトリクシーとレインボーダッシュ、そして宝石の山がダイヤモンドドッグスの前から姿を消したのでした。

王国から離れたところに着地するレインボーダッシュとトリクシー。
レインボーダッシュとトリクシーが力を合わせて考えたトリック・トラップドアを使った装置によって
消失マジックと脱出マジックを同時に行うという離れ業が成し遂げられ、
トリクシーは無事にダイヤモンドドッグスの王国から助けだされたのでした。
トリクシーとレインボーダッシュは別れ、レインボーダッシュはポニービルへと、
トリクシーは新たな奇術を編み出す事を決意して再び旅立つのでした…というところでこのお話はおしまい。



MLPファンの間でも人気の高いキャラクター、トリクシーにスポットを当てた回。
本編ではS1E6で登場し、後にS3E5で再び大きく取り上げられたキャラクターです。
日本語版だけだとちょっとかりづらいですが、トリクシーがいつも名前を言う時につけている
「とぉ~っても素晴らしいトリクシー」というのは「The Great and Powerful」のことで、
「The Great and Powerful Oz!」というフレーズで有名な『オズの魔法使い』に登場するオズのパロディです。

『オズの魔法使い』は迷い込んだ女の子ドロシーと心を持たないブリキの木こり、勇気のないライオン、
そして脳のないカカシの4人が願いを叶えてもらうためにエメラルドの都に住むという偉大な魔法使いオズの元を
訪れるのですが、オズはその対価として悪い魔法使いを倒してくることを要求します。
4人は力を合わせて悪い魔法使いたちを倒してオズのところへ戻ってくるわけですが、オズの正体は
魔法使いでもなんでもなくドロシーと同じく迷い込んできたいくつかの手品が出来るというだけの男性でした。
オズはブリキの木こり、ライオン、かかしの3人には布で作った心やわらや釘で作った脳、ジュースで作った勇気などを与え、
ドロシーには家に帰るのに必要な気球をあげますが、犬のトトが飛び降りてしまった為にドロシーは
気球ではなく一番最初に家が飛ばされてきた時にドロシーの家に押しつぶされて圧死した
東の魔女の持ち物である魔法の靴を履いてトトと一緒に帰っていきます。
余談が長くなりましたが、要するに「偉大な魔法使い」というのは真っ赤なウソで、オズはただの手品師です。
(4人は「オズに授けてもらった」のではなく、自分の中にそれぞれの欲しいものを持っていました)

さてその「偉大な魔法使い」を名乗るトリクシーが偉大な魔法使いというよりは手品師であることは
自明なのですが今回は運悪くダイヤモンドドッグスの王女として崇拝されてしまいます。
宝石を拾い集めるトリクシーを見て「Divinerだ!」と言っているあたりからすると
彼らは宝石が大好きであるものの、自分たちで宝石を掘るときはひたすら地面を掘るしか無いために
宝石探知の魔法が使えるユニコーンのことをDivinerとして崇める風習があるんですかね。
自らの身に起こった事を語るトリクシーのポージングが若干ラリティ入ってる・・・というか、S1E19のパロディっぽい感じ。

舞台設定も普段のポニービルやメーンハッタン、キャンタロット等の都市から一風変わった
中世ヨーロッパ風の建物だったり「私をどうかここから連れ去って!」みたいなセリフが飛び出したりと
全体的に芝居がかった舞台劇みたいな雰囲気ですね。
最終的にはわざとダイヤモンドドッグスの怒りを買うような言動を繰り返すことで呪いの王冠を外し、
ソニックレインブームを見上げている隙にトリクシーは脱出、トラップドアを使った大道具で宝石を隠すという
脱出+消失マジックの合わせ技で見事にダイヤモンドドッグスの王国を脱出します。

レインボーダッシュにすがりつくトリクシーちゃん最強kawaiiですね。
囚われのお姫様(DID)と化したトリクシーが騎士レインボーダッシュに救出されるという
王道的な話の作りに、レインボーダッシュのなんやかんやで知り合いを見捨てない義理堅さや
トリクシーの特技であるトリックを入れて構成したお話で非常に読みやすいです。

個人的に一箇所気になったのはレインボーダッシュが使った「Sleight of hoof」という表現。
Sleightは巧妙な手先の技という意味で、転じてSleight of handで手を使ったトリック、つまり手品のことです。
MLPの世界では人間のHandがありませんから、Hoof(ひづめ)に置き換えた表現が度々
登場しますが、これもそのパターンですね。
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