やってるゲームとかの雑記
長いこと時間が開いてしまいましたがFriend Foreverシリーズの3巻。
今回のお話はスパイクがプリンセスセレスティアのもとへ訪れるところから始まります。

スパイクがセレ様のところへやってきた理由は、トワイライトへの誕生日プレゼントの相談。
普段トワイライトが使っている天体望遠鏡がボロボロになっているため、
スパイクは新しい天体望遠鏡をプレゼントにするためにセレ様に望遠鏡を売っている場所を聞きに来たのでした。
セレ様に呼び出された望遠鏡職人のスタリー・アイド(Starry eyed)ですが、望遠鏡を作るのに
肝心なレンズが不足しているとのことで、なんとセレ様直々にスパイクを連れてはるか遠くにあるという
良質な水晶が取れる山、クリスタルマウンテンへと出向くことになりました。

クリスタルマウンテンへと出向く途中、エビのような怪物3人組に行く手を阻まれるセレ様とスパイク。
彼らは自分たちに断りもなく縄張りを通ろうとしたふたりを牢屋へととらえてしまいます。
牢屋の中で愚痴るスパイクと本心を語るセレ様。セレ様は今までMane6が直面してきたトラブルに関しても
自分が出て行って解決することはできたがあくまで師であるために愛弟子である
トワイライトを脇役(Sidekick)として見守ってきた事を明かすのでした。

自分がドラゴンであることを利用してロブスターの3人組を脅したスパイクは見事に牢屋を開けさせるのに成功し、
一路は水晶の産地であるクリスタルマウンテンへと到達しますが、水晶を入手したその時すぐ側の火山が噴火し
ふたりは力を合わせて脱出、こうして無事トワイの元へ新たな天体望遠鏡が誕生日プレゼントとして
届けられたのでした…というお話。



このエピソードは全体的にアニメ本編を見た視聴者の
「この非常時に(恐らく作中でも最強クラスの存在である)プリンセスは何をしているのか」という疑問に
答える格好になってますね。

肝心な時に出てこないことから職務怠慢であるとイジられたり、「わざとやっているのでは?」という事から
嫌がらせが大好きなTrollestia(インターネット上で荒らし行為をする人の事であるTrollと引っ掛けた名前)などと
いろいろ言われる事もあるプリンセスセレスティアですが、このエピソードはそれに対する補完の形になっています。

理由は本人の口から語られるとおり、
「確かにアリコーンの力は強大で多くの事ができるが、あくまで弟子を導くという立場上
 トワイライトには必ず学んでもらわないといけないことがあり、それを学ばせる上で自分が出ていって
 代わりに課題をやっつけるわけにはいかないから」。
故にトワイライトが課題に直面した際も、極力本人に解決させるために出てこなかった…というお話。
クリサリスに負けてた気もしますが、私はセレちゃん意外とと天然説を推します

確かに後の展開でトワイライトとその(スパイクも含めた)親友たちがプリンセス・オブ・フレンドシップという役割を担うまでに
なったことを考えると、当然トワイライトとその親友たちにはプリンセスと同格の力を備えておいてもらわないと
困るわけで、セレ様の言うとおり「課題をクリアすることで学んでもらう」という姿勢は納得の行くものですね。

また本編中ではっきりと「Side kick」というワードが使われてるのも特徴的かな、と思いました。
日本語でも通じるようになってきましたがサイドキック=物語の上での脇役キャラの意味で、
MLPはこういうところについてもかなり注意を払ってお話が作られてるように思いますね。

本編のS4にあったパワーポニー回なんかでもスパイクが
「サイドキックのハムドラム(Humdrum)はいつもドジを踏んでみんなの脚を引っ張るんだ!」と述べていたりします。
(humdrum=退屈な、平凡な、ダサいやつみたいな意味)
アメコミファンの方とぐだぐだ話してたりすると話題に登ったりするんですが、
サイドキックは本来信頼できる相棒であるはずがヒーローに憧れる少年なんかが設定されることがあり、
ヒーローのかっこよさを引き立てるために無謀な行動をした結果脚を引っ張ってしまうという
いわゆる「無能なサイドキック」が出てくることに読者がうんざりしてしまうという話があったりします。
(本来こうしたキャラクターは大人のヒーローと対象読者である少年たちを橋渡しするための存在であったはずが、
 大人になった読者たちどころか当の少年たちからもいらないキャラクターだと思われてしまう問題)
※もちろん、そうでない頼りになるサイドキックのキャラクターたちや人気のあるサイドキックたちも沢山居ますよ!

こうした点について、友情というテーマを下敷きに様々なエピソードを展開していくMLPでは基本
「ある部分で周りの人から劣っているからといって、だからいらないというわけでもない」という感じで描かれています。
上述したコミックのエピソードでもスパイクが鍾乳石で出来た牢屋の格子を噛み砕いたり、
マグマに落ちた水晶を泳いで拾ったりと個性を活かして活躍し、セレ様と協力してレンズを持ち帰ります。
時には強大な力を持つアリコーンであるセレ様ですらサイドキックとして振る舞うことがあることや
時にはスパイクが勇気のある行動でヒーローになるように、誰しもが主役になりうる、という感じでしょうか。
本編のアンサーであり、本編と共通する教訓もあり、本編ではあまり見られないお茶目なセレ様が見られる
非常に良いエピソードだと思います。
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