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やってるゲームとかの雑記
2周目途中までプレイしたのでちょろちょろと感想とか。




ーム概要
前作『Borderlands』からその骨格を受け継いだ、ハック&スラッシュRPG風FPS。
レベルシステムや与えたダメージの数値化など、ユニークなシステム(今だとそんなに珍しくもなくなりましたが)や
武器ごとのエレメンタル(属性)による有利不利、強力なスキルを使って敵を一網打尽にするなど
単に敵を撃って倒すというだけにとどまらない面白さは前作からきっちり引き継いでいる。

トレハンと呼ばれる只管強力な武器を発掘する作業とそれでお目当ての強力武器が出た時の嬉しさはもちろん、
実際に撃ってみた時のトンデモ効果&火力で驚き…という楽しさはFPSが好きな人以外にもオススメできる。

ーカライズ
PC版でもデフォルトで日本語吹き替え+字幕対応。洋ゲーとしてはかなり親切な部類。
キャストも非常に豪華で、キャラクターのイメージとも非常によくあっているものが多かった。
(例外として、実写成人女性の映像なのにとんでもない声を出すAngelなども居るが…)

全体的にスラングが連発される本編に対する翻訳として、インターネットスラングが当てられている例なども有り
良くも悪くも悪ノリ感のあるバンディットたちの叫び声などは単に聞いているだけでも面白い。

一方で、環境によるものなのか一部の音声が再生される時に頭にノイズが入ってしまうのは気になった点。
中盤~の音声で頻発するようになり、セリフが聞き取りづらいことがあった。

ウンド
新録の音楽は非常に良い。
SE(効果音)については一部が何故か大幅に悪化しており、武器の発射音、特にサブマシンガンや
ビークルのロケット発射音は前作よりも爽快感の無い効果音になっている。

ャラクター
主人公であるVaultハンターは4人全員新規キャラクターで、前作の主人公4人の特徴を継承しつつ
新要素を投入してアレンジしたものになっている。
カトゥーンタッチで表現されるキャラクターたちはビジュアルも非常に親しみやすくまとまっており、
個性的なスキルを使って敵を一網打尽にする楽しみがある。

プレイアブルキャラクター以外のサブキャラクターたちは前作から続投が多く、
クリムゾンレイダースの統率者であり、ハンサムジャックの暴政に対抗する勢力の柱となっている
前作主人公たち4人などは前作プレイ者には嬉しいキャスティングだった。
特に終盤、スナイパーのモーデカイやバーサーカーのブリックと共闘する展開は非常にアツく、
物語を盛り上げる要素としてもよく機能していた。

ステム
前作で不便だったポイントがかなり改善されており、地面に散らばったアイテムを拾う際にいちいちターゲットして
Eキーを押さなくても拾えるようになった(お金や弾薬など)点やゴミアイテムの一括売却、
デフォルトで倉庫機能が追加されるなどかなりプレイ感としては向上している。
前作ではわかりづらかったファストトラベルの行き先が地図表示されるようになったり、
行き先にあるクエストが表示されるなどの機能もどこへ行けばいいかわかりやすくなって便利になった。

しかしその一方で、カーソルが挙動不審になるというよくわからない症状が起こりやすいのはマイナスポイント。
バックパックの中身を操作する際やアイテムの売買の際にカーソルがよく挙動不審になり、
誤クリックで必要なアイテムを売ってしまったりゴミ武器にお気に入りマークがついてしまうなどの現象が度々発生した。

器・装備
武器のメーカーが減った一方で、各メーカーの武器にユニークな個性がつき、
バースト発射や追加効果はもちろんのこと、リロード時に銃を放り投げて爆発させるなどぶっ飛んだ効果が追加された。
見た目にもとんでもないゲテモノ銃が追加された事で、手に入れた銃を試撃して性能をチェックするのが楽しい。
前作では使い道の薄かったリピーターピストルも大幅に使い勝手が向上しており、倍率の高い
エレメンタル付きのピストルともなればヘタなアサルトライフルよりも火力が出たりすることもザラである。

シールドにもこの個性付けは適用されており、ダメージを食らった時に特殊な効果を発揮するものが多数追加され、
敵の攻撃に対して反撃したり弾丸が回復するなど追加効果を考慮して選ぶ楽しみが増えた。

グレネードMODも前作ではイマイチ使えないタイプのものが多かったが、今作ではかなり扱いやすく変更され
グレネードの価値がかなり向上。グレネードをどのタイミングで投げるかの戦略性が増した。

前作では隠し性能的な扱いであったユニークパーツのついた武器がどんどん登場し、
グレネード弾を発射するアサルトライフルやロケットを発射するショットガン、ミニガンのバレルがついた
超連射アサルトライフルなどユニークな性能を持つものも非常に多くなった。

プレイ中気になった点としては、全体的に低精度・低弾速になったのか中距離程度で撃っても
目視できるレベルで弾丸が逸れていくようなレベルの武器が手に入ることが多い点。
精度が関係ないショットガンなどならば問題無いのだが、それなりの精度と連射力がウリであった
アサルトライフル自体が扱いづらくなっており、劣化SMGであると感じる場面が多かった。

の強化
敵のAIが賢くなり、敵のタイプが増加した。また、部位破壊の概念が追加され、
敵の特定武器を撃つことで武器を落とさせたり、移動不能にしたりできるようになった。
人型の敵がグレネードを投げてくる頻度も大幅に上がっており、戦略的に立ちまわることが求められるようになった。
敵のAIが賢くなったのは良し悪しで、ずっと遠くの遮蔽物に隠れたまま出てこずにグレネードを投げてくる雑魚敵や、
狭い空間で雑魚敵がキャンピングのような動きをしてしまうマップ構成など地味にイラッとするポイントも多い。

新型の敵はユニークな特性を持っており、最初は戦っていて楽しいのだが結局終盤までずっと同じ敵が使いまわされる
(前作同様どこに言ってもだいたいはバンディットやロボと闘うことになる)点や、
ヘッドショットが起動キーといいつつボディを撃っても怒り状態になり、ヘルスが全回復して暴れだすGoliath、
シールド展開中は遠距離攻撃を全て無効化するIon loaderなど、何度も相手しているとうんざりしがちな敵が多い。
戦闘自体の難易度はそれほどシビアではない(何度でもやり直せる、グレネードの存在など)ものの、
とにかく処理が面倒な敵としょっちゅう戦わされるのはやや面倒に感じた。

トーリー・クエスト
前作ではほぼあってないようなものだったストーリーは大幅に補強され、
明確にプレイヤーが「復讐」を遂げるまでの道のりを意識させるようになった。
単に「お宝をゲットしようぜ!」という無邪気なストーリーからうってかわって、復讐の旅になるため
これは人によってかなり好みが別れるところかもしれない。
特に中盤~終盤にかけての展開は至ってシリアスな戦いになるため、
見た目のバカゲーっぽさからは想像もできないような復讐劇を遂げることになる。

前作ではガッカリ感の強かったラスボスも今作ではかなり迫力があるうえ、
倒した後にプレイヤー自らがハンサムジャックの顔面に鉛弾を叩き込める演出、
ラスボスを倒した後に降り注ぐお宝などシナリオ終了時の達成感は前作よりかなりアップしていた点は非常に良い。

サブクエストも「お使い」の域を出なかったものから改善され、ストーリー性が追加されたり
クエスト内容がやや複雑になるなど追っていく面白みが増えている。
前作よりもブラック・不条理なネタや展開が増えているためそれに関しても好みがわかれるところであろう。

ランス
非常に悪い。
元々ゲームのウリがぶっ飛んだインフレである事もあるが、
低レベルのうちはレベルを上げる&良い武器をゲットして戦力インフレする楽しさがあるのに対して、
高レベルになってくると敵の攻撃力が尋常ではなくなってきて、その時点で得られる最高のシールドを
装備していても1,2発でシールドが破られるというのがザラになってくる。

「2周目が本番」「殺られる前に殺せ」は前作でも2周目~の基本方針となっていたが、
今作の2周目突入時のバランスについては「真のBorderlands2(ゲーム内より)」というにはややお粗末に感じた。
特に40レベルを越えたあたりからのバランスは非常にひどく、前作の2.5周目DLC3(クリムゾンランス兵)のような
有り様になってしまう点については周回プレイする楽しみを減らしてしまっているように思える。
Surveyorを筆頭として、こちらが攻撃出来ないタイミングが多いわりに向こうの攻撃は一撃でシールドを粉砕し、
次の1発で死亡という敵が非常に多いため「高難易度」と感じるよりは「理不尽」が強い。

2周目の時点で前作の2周目クリア後のように、敵のレベルが自分のレベルに合わせて『調整』される要素も蛇足である。
というのは、自分のレベルを上げれば上げるほど敵のレベルも自分と同等か少し弱いぐらいまで上がるうえ、
中ボス・ボスのレベルは必ず自分より上のレベルに設定されている(+1~+2程度)ため
実質的にレベルを上げる意味がなく、プレイヤーがレベルを上げるのに費やした手間が全否定されている。
敵のレベルが上がって変化するのは「装備している武器の性能」「装備しているシールドの性能」だけのため、
動きは全く一緒で火力と防御力だけが異常にインフレを起こした敵が出現する、という事になる上、
特に敵の耐久力は異常に上昇し続けるため、強い武器やシールドを装備してもほとんど強くなった気がせず、
逆に瞬殺されて何度もNew-Uステーションと戦っていた場所を往復する事になるのは本当にストレスが貯まる。

また、2周目終盤には上記の異常なパワーインフレに加えて実質的に生身の敵にはファイア・ショック・スラグ、
装甲のある敵にはコロッシブ・ショック・スラグと必ず3つの武器を使い分ける必要があるのも鬱陶しく感じた。
スラグ化させる、弱点を突くというのはいいのだが、異常に耐久力が高い敵ばかりになってしまうので
使わないという選択肢は実質的に無いも同然のため、4つある装備枠のうち3つはこれで常に埋まってしまう。
コンストラクター等の厄介な敵が遠くに出る場面などでは狙撃のために出現ポイントについてから
スナイパーライフルやロケットランチャーをバックパックから引っ張りだして…と、
全体的にゲーム進行のテンポを悪化させる原因になっている(そして要所要所でしつこくコンストラクターが出てくる)。


前作Borderlandsの正当な進化版という感じであり、夢中で武器を集めている最中の楽しさなどは健在。
戦闘も戦略性が上がり、ユニークな効果を持った敵や武器の種類が大幅に増加した一方で、
細かい不具合や前作からの反省点が活かされていない点が目に付くのは非常に残念。
特にバランス周りやSE関連は前作よりも劣化したと感じてしまう部分があるため、
手放しに神ゲー!とは言いづらい、というのが率直な感想。

100点満点中でいえば70点は間違いなく付けられるが、それ以上となると個人の好みの問題や
むちゃくちゃになってしまう戦闘バランスをどれだけ許容できるかが絡んでくる。
とはいえ、1周約40時間をプレイするぶんには特に問題が感じられないため、
steamなどで安売りになっているときに暇つぶしに買うには非常にオススメできるタイトルかもしれない。
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