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特選コトダマ集#2:『レイジ・アゲンスト・トーフ (2) : バックストリート・ニンジャ』より

・常人の3倍近い脚力。
 だが、その彼がよもや追っ手に会おうとは、彼自身ですら予想だにしていなかっただろう。

・『コヨイトーフヤシウゲキダ』



◆解説◆
冒頭から『何者か』に追われるソウカイニンジャ、バンディット。
ソウカイ・シックスゲイツの一員である彼を追うのは何者であろうか?
そう、前話でミニットマンを無慈悲に殺した忍殺存在、ニンジャスレイヤーである。

前回の(これまでのあらすじ)のアンブッシュに加え、今度は(2)とタイトルについており
いきなりどういうことだ!?とニュービーをたてつづけに混乱させること間違いなしのエピソードである。

前話に引き続き、ニンジャスレイヤーが無慈悲にニンジャを殺す存在であること、
一瞬で命運がわかれるニンジャの無慈悲なイクサが描かれており、
『ニンジャスレイヤー』という作品の世界観を端的に伝える短編でもあるだろう。

本エピソードでは、後々ヘッズとして疑問に思う点が存在する。
バンディットはアイサツ直後に放たれたスリケンを立て続けに急所に受けるが、
開幕スリケンを回避出来ずに死亡したニンジャというのは実は振り返ってみるとそれほど多くない。
ソウカイ・シックスゲイツと言えばソウカイヤにおけるラオモト=サンの代理組織でもあり、
そこに数えられるニンジャのワザマエは非常にソウカイ・ニンジャの中でも高い位置にあるはずである。
そのニンジャがなぜ正面から投げられたスリケンを一切回避できなかったのか?謎だ。

更に常人の3倍の脚力を持っていると書かれているが、
常人というのが一般人のことであれば3倍の脚力ぐらいほとんどのニンジャが
持っているはずなのである(事実、ニンジャスレイヤーも超スピードで走っている)。
これに関しては「常人=ニンジャ」であり、その3倍なのだとする向きもあるが
そうであれば普通に「通常の3倍」なり「3倍」で良いと思われるものであるうえ、
普通にニンジャスレイヤーに追いつかれている点など様々な疑問が残る。

これをなんとか解釈せんと考えてみると、
本文には彼の説明で「ソウカイ・シックスゲイツの斥候だ」と書かれている。
つまり、彼はシックスゲイツの斥候であり、本来は
シックスゲイツが出撃するに際して事前の偵察や警戒を行うニンジャであったのではないかと解釈できる。
つまりいうなればシックスゲイツの中で最もコソコソ隠れたり敵を見つけるに長けた
ニンジャということであり、冒頭からニンジャスレイヤーの追跡に感づいていたのは
彼の持つ高いニンジャソウル索敵能力によるものであったとは考えられないだろうか。
彼がどのようにしてシックスゲイツの末席に座ったのかは不明であるが、
こうした直接的な戦闘以外については長けたニンジャであったのかもしれない。

今回選出された『常人の3倍近い脚力』というフレーズは後にどうでもいい感じで死んだニンジャ、
『レオパルド』『シーワーラット』『バンダースナッチ』等の説明として使われており、
完全に死亡フラグであると認識されているため選出に至った。
後に『ディテクティヴ』や『ドモボーイ』の説明にも使われ、その際には
死亡フラグが立ってしまっているのかと不安になる効果も発生している。
立派な死亡フラグを打ち立てたこの業績を選出せずして、何が名フレーズ集であろうか。

2つめの選出ワードである『コヨイトーフヤシウゲキダ』は自爆したバンディットの懐から
(後にこれはただの爆発四散であると改められ、ニンジャスレイヤーが誤認したとされた)
発見したマキモノに書かれた「トーフ屋襲撃」の指令書の文字である。

何故IRCがあるにもかかわらず、バンディットが走って指令書を運んでいたかも謎の一つである。
このエピソードは『レイジ・アゲンスト・トーフ (1)』や『レイジ・アゲンスト・トーフ (3)』へ
つながっていくが、そちらのエピソードで登場したニンジャ、ビホルダーの口ぶりから
ニンジャスレイヤーをわざとおびき出して殺すための罠であった、というふうにも考えられる。

というか、そうでもないと襲撃の指示をする密書を持ったバンディットが行方不明になり、
にもかかわらずビホルダーがトーフ屋の襲撃を主導進めている
という点については不自然な話である。
『コヨイ』と書かれていることから当日のことであるということは疑問を差し挟む余地がなく、
その日のうちにあっさり「死んだ」としてミッションが進行してしまっているあたり、
あからさまにバックアップの手段があったにもかかわらず彼は態々密書を運んでいたのだ!
…というようなひどすぎる扱いから、バンディット=サンは非常にカルト的な人気があったりする。
トーイは後に在庫が『レオパルド』や『フォビア』の素体として流用されたらしいが。

『コヨイ○○シウゴウダ』のように暗号めいた待ち合わせ手段として使っても面白いかもしれない。
問題は、何故か全部カタカナ表記なので読みづらいことである。



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